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長距離便のトラックを依頼するときに荷主が知っておくべき運送業界の常識

運送のに荷主と運送会社の間で認識にずれが生じることがあります。

そうならないために運送業界の一般的な慣習を知っておくと依頼するときに楽です。

長距離トラックは午後に積込、翌朝に荷降

長距離トラックは午後に積込をして、翌日の朝に荷降というのが基本的な動きです。それが最も効率的だからです。

これを朝に積込して、当日の夕方に到着させて欲しいという場合は運賃が上がります。通常の運賃の1.5倍くらいになります。

また前日の午後に積込したものを翌日の午後に荷降ろしして欲しい場合も、運賃は上がります。

基本的に時間指定する場合は運賃が上がると考えてください。

トラックの基本は4tか10t

全国の運送会社が所有しているトラックは4tと10tで9割近くを占めています。

「荷物が全部で6tちょっとなので7t車をお願いします」と言っても車両数が少ないので10t車よりも高い運賃になる場合がほとんどです。

現場の広さに制限がある場合を除いては10tトラックを依頼しましょう。それに10tが入れない現場には7tも入れないケースが多いです。

前々日までにキャンセルしなければ料金は発生する

会社によっても違いますが長距離便の場合、運送依頼が来た時点で復路(帰り)の荷物の注文も探し始めます。そして2日前には確定しています。

なので前日にキャンセルされてしまうと、復路の荷物を取りにいくためだけに走らなければならなくなってしまうのです。

前々日までにキャンセルしてもらえれば何とか往路(行き)の注文を探せますが前日だと難しいのです。なのでキャンセル料が発生します。

キャンセル料は会社によって違いますが、業界の常識として当日キャンセルは運賃の100%です。

大型トラックは90kmまでしか出ない

大型トラックは制御装置(スピードリミッター)の設置が法律で決められていますので、どんなに頑張っても時速90kmしか出ません。

そして高速道路の制限速度は80kmです。

急ぎの荷物なので東京で積んだ荷物を当日中に鹿児島に到着させて欲しいという依頼をしても物理的に不可能なのです。

運賃は運ぶだけの金額

運賃というのはあくまでトラックを走らせるためだけの料金ですのでそれに付随する作業については別料金です。

積込、荷降、待機なども依頼する場合は別料金になります。

ドライバーが全員フォークリフトを持っているわけではないのでそこも注意してください。


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