物流ドットコム
物流業界の総合情報サイト運送会社・荷主・ドライバー必見
  1. 物流ドットコムトップ
  2. 物流と運送の基礎知識
  3. トラックの速度制限とスピードリミッターの設置義務、高速道路で何キロ出せる?

トラックの速度制限とスピードリミッターの設置義務、高速道路で何キロ出せる?

大型トラックは高速道路を走る際は時速80kmという速度制限があります。一般道路は乗用車と同じです。

必要以上にスピードが出ないように速度抑制装置(スピードリミッター)の設置が法律で義務付けられています。

【道路運送車両の保安基準第8条】
自動車が90キロメートル毎時を超えて走行しないよう燃料の供給を調整しかつ自動車の速度の制御を円滑に行えるものであること。 速度抑制装置を装着していることを示す黄色のステッカーが車室内の運転者の見やすい位置及び車両の後面に貼付されていること。

速度抑制装置(スピードリミッター)は標準仕様

メーカーから出荷される際にすでに標準装備として設置されています。

この装置のおかげで大型トラックはどんなにアクセルを踏み込んでも時速90km以上は出ません。(誤差があるので92~94kmくらいは出ますが)

この制限が課されるのは車両総重量8トン以上または最大積載量5トン以上のトラックということになります。それ以下のトラックの速度制限は通常の乗用車と同じになります。

高速道路で100km以上で飛ばしているトラックを見たことがあると思いますがそれらは小型、中型のトラックであるか、違法に速度抑制装置(スピードリミッター)を外している大型トラックということになります。

速度抑制装置(スピードリミッター)を違法解除した場合の罰則

速度抑制装置(スピードリミッター)を違法に外した場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課されます。(道路運送車両法)

反則金ではなく、罰金ですので刑事罰という形になり書類送検されます。

違法解除すると必ず通報される

速度抑制装置(スピードリミッター)を外しても「時速100kmくらいで走っていればバレないだろう」と考えている運送関係者の人がいたら非常に危険です。

一般のドライバーでは分かりませんが、同業のトラックドライバーは目視でおおよその速度が分かりますので通報されます。

運送業界としてこれだけは超えてはいけない暗黙のルールというのがありますが、速度抑制装置(スピードリミッター)の違法解除はまさにそれです。

ちょっとした駐車違反で通報する同業者は少ないかもしれませんが、リミッター外しは間違いなく同業から通報されます。

100km前後で捕まっているドライバーはたくさんいますし、当然会社も責任を問われます。


↑ PAGE TOP