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物流子会社は仕事が楽な隠れたホワイト企業なのか?

就職活動中の学生や転職活動中の第二新卒の間で隠れた優良企業と言われているのが物流子会社です。

労働環境が劣悪と言われる物流業界の中でも大手メーカーの物流子会社であれば福利厚生や働き方が親会社に準ずるため、まったりと仕事ができるのではないかと思われています。

そこで今回は物流子会社の良いところと悪いところについて紹介したいと思います。

物流子会社の良いところ

福利厚生が充実していて、労働環境が良い

給与こそ親会社に多少の見劣りはしますが、福利厚生に関しては親会社とほぼ同じところが多いです。

住居などは借上社宅として会社がマンションを借りてくれるので家賃は1万円未満で済むことが少なくありません。

またスポーツクラブや資格スクールに割引価格で通うことができます。

外販比率を高める必要がないのでプレッシャーが少ない

日立物流のように外販比率が50%前後ある物流子会社もありますが例外です。

基本的に親会社以外の仕事をやる必要はありませんし、新規の顧客を開拓することも求められません。

むしろ資本関係のない会社の仕事を取ってくると親会社から怒られることすらあります。

新規開拓してくる営業部門の地位がやたらと低いのも物流子会社の不思議なところです。

サービス残業は無し

物流子会社を抱えているような大手企業は従業員の労働環境にも気を使っています。

サービス残業や残業代未払いなどで労基署から指導は入ることを非常に嫌います。

これは子会社に対しても同じように徹底しています。なのでサービス残業はありませんし、有給を消化していないと半ば強引にとらされることもあるくらいです。

物流子会社の悪いところ

出世はできない

有名大学を卒業している人の中には下手に大手企業に入るよりも、その子会社に入ったほうが出世の可能性が高いと考える人もいるかもしれません。

しかし出世を狙って物流子会社に入ることはおすすめできません。

なぜなら物流子会社で取締役以上になるのは親会社で出世競争に敗れて出向してきた人がほとんどだからです。

新卒で物流子会社に入社して取締役までなれるのはほんの一部の人だけです。

地方に飛ばされる

物流子会社というのは親会社の工場の敷地内に事務所を構えていることが多いので支店や営業所は全国にあります。

また会社ごとに花形と言われる部門が異なります。そういった部門はたいてい地方にあります。東京の本社にいるのは役員か間接部門の人間だけです。

物流子会社の場合、間接部門が花形部署であることは少ないので期待されているエリートほどとんでもない地方に配属される可能性が高いのです。

人間関係が複雑

大手メーカーの場合、子会社として抱えているのは物流子会社だけではありません。

メンテナンス会社や部品調達会社など100以上の子会社を持っています。

そして所属している会社に関係なく同じフロアで働くことがよくあります。隣の席の人間が違う会社ということも珍しくありません。

大手の企業グループの人間というのは親会社ではなくてもプライドの高い人間が少なくありません。

子会社同士でどちらの会社の立場が上とか下とか言っているのです。そういった面では顧客以上に内部の人間関係が面倒だったりします。

親会社のコネ関係者が多い

最近の大手企業は縁故採用を禁止しているところが少なくありません。

自分の子供や親戚を同じ会社に入社させることを禁止している場合が多いのです。

しかし子会社までは規制していません。そこで親会社の部長の出来の悪い息子が物流子会社に入社していたりすることがけっこうあります。

大手メーカーの場合、子会社なら他にもたくさんありますが、なぜか物流子会社というのはそういう縁故関係者が多く入社してくるのです。

それだけ仕事が楽だということなのかもしれません。


ここまで物流子会社の良いところと悪いところを紹介してきましたが、基本的には楽な部類に入る会社だといえます。

仕事に自己実現ややりがいを求めずに、人並み以上の生活をしたいと考えている人にはオススメの業界ではないでしょうか?

以上、物流子会社に新卒で入った人間の個人的な意見でした。


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