3PLとサプライチェーンマネジメントの違いを分かりやすく説明します
3PLとサプライチェーンマネジメント(SCM)は全くの別物ですが、違う業界の人や、就職活動中の学生の中には違いが分からないという人もいるようです。
なので今回はこの2つの違いについて説明します。
簡単にいうと3PLとは1つの企業の物流部門を他社が包括的に請負い、最適化することです。
そしてサプライチェーンマネジメントとは部品調達企業、製造企業、販売企業などの複数の企業を1本の鎖に見立てて、最適化を計る管理方法です。
なぜ3PLとサプライチェーンマネジメントを混同してしまうかというと2つの理由があります。
1つは物流に関する書籍で物流戦略を語るときに必ずこの2つが出てくるからです。
物流業界でネタとして書ける経営戦略というとこの2つしかないのです。なので混同しやすいということがあります。
2つ目の理由としてサプライチェーンマネジメントが勘違いされているということがあります。
サプライチェーンマネジメントというのは複数企業を横断的に繋いで行われるものです。
しかし実際に複数の企業をまとめるということは非常に困難です。
なので結局は自社内の調達、製造、出荷を効率化しただけでサプライチェーンマネジメントを行ったとする企業が多いのです。
自社内の物流部門を効率化するということは、それを他社にやらせると3PLとなります。
そのため3PLとサプライチェーンマネジメントの違いが分からなくなってしまうという人が出てくるのです。