全国のトラックの台数と割合(大型車、中型車、トン数別)
全国のトラックの台数は調査によっても異なりますが、2014年のデータでは軽自動車を抜かすと約1000万台と言われています。
この中で4t車以上のトラックは約180万台と言われています。ここ10年でそれほど大きくは変化していません。
このうち営業用として運輸業界が保有しているのものは130万台、運輸業界以外の自家用は50万台となってます。
トン数別のトラック台数
トラックをトン数によって分けると以下の通りとなります。(全て4tトラック以上)
営業用トラック(青ナンバー)台数と比率
4tトラック:52万台(40%)
5~9tトラック:6.5万台(5%)
10tトラック:58.5万台(45%)
トレーラー:13万台(10%)
自家用トラック(白ナンバー)台数と比率
4tトラック:37.5万台(75%)
5~9tトラック:2.5万台(5%)
10tトラック:9.5万台(19%)
トレーラー:0.5万台(1%)
※トレーラーはヘッド(牽引する側)の台数です。
稼動中のトラックは4t車と10t車が多い
運送会社が保有する営業用のトラックは4t車と10t車が圧倒的に多いです。これは運送業界にいる人の実感とも大きく違わないと思います。
荷主として運送を依頼する場合は4t車か10t車のどちらかを指定したほうが車が手配してもらいやすくなります。
自家用トラックになると4tクラスが圧倒的に多くなります。
維持費や整備の手間を考えると運送会社以外で大型を保有するメリットは少ないので、それらの車両が必要な場合は運送会社に依頼してしまうところが多いようです。